NECフィールディングが取り扱いを始める3Dプリンターの例(米Stratasysの「Mojo 3D Printer」)
NECフィールディングが取り扱いを始める3Dプリンターの例(米Stratasysの「Mojo 3D Printer」)
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 法人向けITコンサルティングやサポートサービスを展開するNECフィールディングは2013年9月24日、3Dプリンターの販売を開始した。小型から大型まで取りそろえ、幅広い業種の顧客に対応。独自の保守契約パックも用意した。3年間で20億円の売り上げを目指す。

 取り扱いメーカーは米Stratasysと米3D Systemsの2社で、両社ともエントリー機種から上位機種までラインアップする。NECフィールディングによると、3D Systemsのエントリーモデル「3D Printer CubeX Trio」(税別標準価格49万8000円、関連記事)はトリプルヘッドで3色カラーの造形が可能。Stratasysの「Mojo 3D Printer」(同158万円)は単色ながら精密な造形が特徴という。機種ごとの造形材料やサポート材料の消耗品も販売する。

 一部の機種には、3年間から5年間の保守契約をパックにした「3D PrinterSupportPack」を用意。専用の電話窓口を用意し、故障時には引き取り修理を行う。全国約400カ所のサービス拠点と約4000人のエンジニアを活用する。