2014年4月9日、Windows XPのOSサポートがついに終了する。それまでに他OSへ移行することが本筋だが、企業での移行作業には遅れが目立つ。2013年7月時点で、国内にはまだ1000万台前後のXP搭載PCが残っていると見られる。業務アプリの改修の手間が、Windows XPからの移行を難しくしている。「サポート終了後も、一定量のXP搭載PCは残る」---。まだ移行のメドが立っていない企業はこの可能性を認めた上で、どのタイミングで、どのような手法でWindows 7/8に切り替えるのか、最終決断を迫られている。

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