「まだ使い続ける」と決めたなら…パソコン延命3つのワザ
出典:日経パソコン 2013年3月11日号
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
買い替えを検討した結果、手持ちのパソコンを使い続けようと判断することもあるだろう。少しでも長く快適に使うために、性能を強化する策を施しておきたい。
5分でパソコン高速化、メモリー増設
図1●メモリーは最大容量まで増やす
メモリーは、手持ちのパソコンが搭載できる最大容量まで増設するのがお勧めだ。64ビット版のWindows 7パソコンなら、最大8GBまで搭載できる機種もある。古めのXPパソコンの場合、ハードウエアの制限で2GBまでしか認識しない製品もあるので、あらかじめメーカーサイトなどで確認しよう。
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図2●手持ちのパソコンのメモリー容量を確認
手持ちのパソコンのメモリー搭載量を調べるには、「スタート」メニューの「コンピューター」を右クリックし、「プロパティ」を開く。ここで「実装メモリ」欄を確認しよう。
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手持ちのパソコンを高速化する方法の一つが、メモリーの増設。メモリーはパソコンの処理速度を大きく左右する重要なパーツだが、十分な容量が搭載されていない場合がある。特に、初期のWindows Vistaパソコンでは1GBしか搭載していない製品が多かった。最低2GB、できれば4GBまで増やしておきたい。
ただし、Windows XP、Vista、7の32ビット版の場合、増設の効果があるのは最大4GBまで。64ビット版なら、4GB以上搭載可能だ(図1)。
増設に際してはまず、自分のパソコンに搭載されているメモリー容量を確認する(図2)。表示されるメモリー容量が、搭載可能な最大容量より少なければ、増設の余地ありだ。
メモリー購入時には、種類や形状に注意したい。あらかじめメモリーメーカーのサイトで手持ちのパソコンの型番を検索し、装着できるメモリーを探しておこう(図3)。
取り付け作業は簡単。ノートパソコンの場合、メモリー装着部分の蓋を開け、2枚1組で交換する。5分もあれば作業は完了だ(図4)。
図3●メモリー増設の手順---(1)対応しているメモリーを確認
メモリーにはさまざまな種類があるので、購入前にメーカーサイトで自分のパソコンに合ったメモリーの規格・型番を調べておこう(Webサイトはバッファローの例)。
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図4●メモリー増設の手順---(2)メモリーを交換
メモリーを交換するときは、電源ケーブルとバッテリーを外しておく。ドライバーでメモリー装着部分の蓋を開け、2枚1組でメモリーを差し替えればよい。
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