ソフトバンクモバイルの機能限定型携帯電話「あんしんファミリーケータイ 204HW」
ソフトバンクモバイルの機能限定型携帯電話「あんしんファミリーケータイ 204HW」
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ソフトバンクモバイルのWi-Fiルーター「203Z」はSoftBank 4Gに加えイー・モバイル回線にも対応
ソフトバンクモバイルのWi-Fiルーター「203Z」はSoftBank 4Gに加えイー・モバイル回線にも対応
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 ソフトバンクモバイルは2013年9月中旬以降に、シニア向けに機能を絞り込んだ携帯電話端末「あんしんファミリーケータイ 204HW」(中国Huawei製)を発売する。通話、メール、カメラなど最小限の機能を搭載する。価格は未定。

 204HWは、4.0型のタッチパネル付き液晶ディスプレイ搭載しており、Android 4.1.1をベースに開発した。有効500万画素のCMOSカメラ、IEEE802.11b/g/n無線LANなどを搭載し、大きな文字の説明付きメニューで迷うことなく操作できる。一般的なスマートフォンとは異なり、アプリのダウンロードなどはできない。

 通話・メールは、電話帳に登録(最大5件)した相手とだけ可能で、他からは受信できない。電話帳は、家族が遠隔操作して代理編集できる。通信方式はW-CDMA(900MHz/2.1GHz)。画面解像度はWVGA(800×480ドット)。本体色は白と黒の2種類。幅64×高さ125×厚さ11mm、重さ約150g(暫定値)。

 専用の料金プラン「あんしんファミリーケータイ専用プラン」を用意した。月額2079円で、「S!ベーシックパック」(月額315円)が別途必要。「電話健康相談」(月額315円)や電話帳の登録件数拡張(同210円)などのオプションサービスがある。

 また、2013年8月9日にはモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi SoftBank 203Z」(中国ZTE製)を発売する。下り最大110Mbpsの「SoftBank 4G」(2.5GHz帯AXGP方式)に加え、イー・モバイル回線(1.7GHz帯FDD-LTE方式)にも対応するのが特徴である。

 連続通信は最大約14時間。連続待受(静止状態)は最大約900時間。端末購入の実質負担額は0円(「月月割」適用後)。イー・モバイル1.7GHz帯に対応した料金プラン「4Gデータし放題フラット+(プラス)」は月額5985円。