「ブラビオ・プロジェクトver3.0」の画面。画面上のカレンダーをドラッグすると、ガントチャートの棒を描くことができる
「ブラビオ・プロジェクトver3.0」の画面。画面上のカレンダーをドラッグすると、ガントチャートの棒を描くことができる
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作ったガントチャートはExcelのファイルとして出力できる
作ったガントチャートはExcelのファイルとして出力できる
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複数のプロジェクトを行っているときに、担当者ごとの負荷を確認できる「担当状況ビュー」。その担当者の空いている日程などを見つけるのに便利だ
複数のプロジェクトを行っているときに、担当者ごとの負荷を確認できる「担当状況ビュー」。その担当者の空いている日程などを見つけるのに便利だ
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 ブラビオは2013年7月29日、Webブラウザーで利用できるクラウド型のプロジェクト管理サービス「ブラビオ・プロジェクト」を同日より「ver3.0」にバージョンアップすると発表した。

 ブラビオ・プロジェクトは、5人まで無料で利用できるWeb上のプロジェクト管理サービス。生産管理、工程管理などの手法としてよく使われる「ガントチャート」という、棒グラフを交えた表を簡単に作れる。プロジェクト内の仕事(タスク)ごとに、いつからいつまで、誰がその作業を実行するかを棒グラフで示す。作成したガントチャートは、Excelのファイルとして出力することも可能だ。

 これまでは、作った工程表を公開すると、全ての内容をメンバーが閲覧できた。「ver3.0」からは、ユーザーを「管理者」「スタッフ」「パートナー(外部メンバー)」「ゲスト(外部メンバー)」の4段階に分け、それぞれ閲覧できる範囲を制限できる機能が加わった。「パートナー」は、自分が関わっているプロジェクトの工程表しか閲覧できない。「ゲスト」は、自分が担当するタスクにだけ閲覧やコメントができる。例えば、協力企業からプロジェクトに参加している外部スタッフは「パートナー」にするといった運用が可能だ。また、全員が担当している仕事をグラフで表示し、空いている日を見つけ出す「担当状況ビュー」という機能も加わった。

 6人以上で利用する場合は有料になる。10ユーザーまで利用でき、1GBのストレージが使える「プラン10」(月額3150円)から、300ユーザーまで利用できる「プラン300」(月額9万4500円)まで、8種類の料金プランが用意されている。