KINGSOFT Office  2013 StandardのSpreadsheets 2013の画面
KINGSOFT Office 2013 StandardのSpreadsheets 2013の画面
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 キングソフトの「KINGSOFT Office 2013 Standard」は、Microsoft Office互換の統合オフィスソフトである。Wolrd 2010互換のワープロソフト「KINGSOFT Writer 2013」と、Excel 2010互換の表計算ソフト「KINGSOFT Spreadsheets 2013」、PowerPoint 2010互換のプレゼンテーションソフト「KINGSOFT Presentation 2013」からなる。最新版では、互換性を高めるために、ユーザーインタフェースを強化したり、KINGSOFT Office独自のオブジェクトをMS Officeのオブジェクトとほぼ同じにしたりしている。

 強化した具体的な部分は、Spreadsheeets 2013ではMS Excel 2007/2010/2013形式(.xlsxファイル形式)のサポートと最大行列数を1048万576行×1万6384列まで拡張(.xlsxファイル形式のみ)、「複数条件でのフィルタ」機能のサポートなどがある。Presentation 2013では、「フォルダを作成して保存」機能や「コメント」機能などを追加した。Writer 2013では、「行番号」機能や「脚注/文末脚注区切り表示」機能、「フォントの埋め込み」機能などを追加した。

 ユーザーインタフェースはすべて共通で、MS Office 2003で採用していたメニュー形式やMS Office 2007移行で採用したリボン形式など4種類から選べるようになった。このため、MS Office 2003以前のメニュー形式に慣れたユーザーも違和感なく新機能に対応したKINGSOFT Officeに移行できる。

 マクロの互換性も上がった。これまで独自に提供してきた一部のオブジェクトモデル(カスタムOfficeソリューションを作成するプログラムAPI)を、MS Officeのオブジェクトモデルとほぼ同じにした。これにより、これまでエラーとなっていたマクロ(SUMIFSやAVERAGEIF、AVERAGEIFS、COUNTIFS、IFERRORなどの関数)が含まれるファイルの読み込み・実行が可能となった。

KINGSOFT Office 2013 Standardの概要
主な製品内容 Microsoft Office互換の統合オフィスソフト。Wolrd 2010互換のワープロソフト「KINGSOFT Writer 2013」と、Excel 2010互換の表計算ソフト「KINGSOFT Spreadsheets 2013」、PowerPoint 2010互換のプレゼンテーションソフト「KINGSOFT Presentation 2013」からなる。最新版では互換性を高めるために、ユーザーインタフェースを強化したり、KINGSOFT Office独自のオブジェクトをMS Officeのオブジェクトとほぼ同じにしたりしている。
価格4980円(税込み)
発表日2013年6月26日
提供開始2013年6月25日