SPPM2.0の企業ポリシー設定画面
SPPM2.0の企業ポリシー設定画面
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 AXSEEDの「SPPM2.0 アプリフィルタリングオプション」は、Androidアプリ評価サイト「アンドロイダー」と連携して、Google Playにある膨大な数のアプリから安全なアプリのみを選択できるようにするフィルタリングオプションである。アンドロイダーのAPIを介して、Androidアプリの安全情報を取り込み、ホワイトリスト/ブラックリストなどを自動作成する。このリストを使ったフィルタリング機能により、より安全な業務に役立つアプリ以外を利用制限できる。

 SPPM2.0は、スマートフォン統合管理システムである。ユーザーは、スマートフォン/タブレット端末などにエージェントソフトをインストール・実行すると、SPPM2.0統合管理サーバーで当該端末を一元管理できる。SPPM2.0ではMDM(モバイルデバイス管理)機能として、セキュリティポリシーの設定、利用状況の把握、端末ロック、データ消去、位置情報取得、異常検知、ホワイトリスト/ブラックリスト、デバイス機能制限などを提供する。

 SPPM2.0は、従来からアプリ実行フィルタリング機能として、ホワイトリスト/ブラックリスト機能を持っていた。しかし、安全なアプリだけを拾い出すリストをどうやって作成するかなど、安全性の規準となる指標がなかったために、ホワイトリスト/ブラックリスト機能を十分に活用できていなかった。

 今回採用したアンドロイダーは、アンドロイダー社が運営する世界有数のAndroidアプリ評価サイトである。APIを介して、アプリ開発元の法人/個人の身元確認、自動検査ソフトによるAndroidアプリの客観評価、人手によるアプリの実使用などの評価データを提供する。

 SPPM2.0 アプリフィルタリングオプションは、APIを介して送られて来るデータを取り込み、ホワイトリストやブラックリストなどを自動作成する。

SPPM2.0 アプリフィルタリングオプションの概要
主なサービス内容Androidアプリ評価サイト「アンドロイダー」と連携して、Google Playにある膨大な数のアプリから安全なアプリのみを選択できるようにするフィルタリングオプション。アンドロイダーのAPIを介して、Androidアプリの安全情報を取り込み、ホワイトリスト/ブラックリストなどを自動作成し、アプリの実行・利用を制御する。
価格(税別)1台あたり200円/月
発表2013年2月27日
提供開始2013年4月