VMware vSphere with Operations Managementご概要図(出典:ヴイエムウェア)
VMware vSphere with Operations Managementご概要図(出典:ヴイエムウェア)
[画像のクリックで拡大表示]

 ヴイエムウェアの「VMware vSphere with Operations Management」は、サーバー仮想化基盤の「VMware vSphere」と、サーバー仮想化環境の運用管理ソフトである「VMware vCenter Operations Management Suite」を組み合わせたパッケージ製品である。VMware vSphere環境における性能とキャパシティ管理を簡素化する。

 VMware vCenter Operations Management Suiteの中心となるvCenter Operations Managerは、稼働状況を監視するためのダッシュボードである。(a)「Health」(健全性、現在進行中の問題を数値化したもの)、(b)「Risk」(リスク、近い将来の課題を数値化したもの)、(c)Efficiency(効率性、最適化の余地を数値化したもの)---の三つの数値を表示する。

 ヴイエムウエアでは、同パッケージの導入効果として、運用コストを最大30%削減できるとしている。また、キャパシティの最適化により、インフラの利用率を最大40%、統合率を最大37%改善できるとしている。さらに、アプリケーションの可用性と性能を改善することで、アプリケーションのダウンタイムを最大3分の1に削減し、問題の検知/解決に要する時間を最大26%削減するという。

 パッケージは、Standard、Enterprise、Enterprise Plusの三つのエディションで構成する。

VMware vSphere with Operations Managementの概要
ソフトウエアの構成要素サーバー仮想化基盤「VMware vSphere」
運用管理ソフト「VMware vCenter Operations Management Suite」
エディション構成Standard、Enterprise、Enterprise Plus
価格市場想定価格で、1プロセッサー当たり21万8000円から
発表日2013年2月13日
出荷日2013年第1四半期