米IObit Information Technologyの「StartMenu8」は、Windows 8のデスクトップ画面に従来のWindows 7と同様の「スタートボタン」や「スタートメニュー」を追加する無料ソフトである。スタートメニューの表示項目をカスタマイズしたり、パソコンの起動画面をデスクトップ画面とすることもできる。同社サイトからダウンロードできる。
Windows 8では、マルチタッチ操作が可能になった半面、ユーザーインタフェースが大きく変わり、戸惑いを覚えているユーザーが多い。なかでも困るのは、デスクトップ画面にスタートメニューがなくなったこと。既存のアプリケーションのほとんどがデスクトップ画面で動くのに、そのアイコン登録や起動は新しいタイル式ユーザーインタフェース「Modern UI」のほうで行うことになり、不便極まりない。
そこでStartMenu8が登場した。この無料ソフトをインストールすると、スタートボタンとスタートメニューの設定画面が現れる。ここでスタートボタンのアイコンを変更したり、スタートメニューに登録するアプリケーションを選んだりといったカスタマイズを行う。
パソコンの起動時にはModern UIのスタート画面をスキップして、直接デスクトップ画面を表示することもできる。デスクトップ画面とModern UIの切り替えは、Windowsボタンを押すだけで行える。
StartMenu8の概要
主な機能 | Windows 8デスクトップに従来のWindows 7と同様の「スタートボタン」や「スタートメニュー」を追加する。スタートメニューの表示項目をカスタマイズしたり、パソコン起動時に直接デスクトップを表示することもできる |
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価格 | 無料 |
発表 | 2013年1月30日 |
出荷開始 | 2013年1月30日 |