グーグルがPCサイトをスマホ向けに自動変換

GoMoを利用して「日経BPネット」をスマートフォン向けに最適化しているところ

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　グーグルは、スマートフォンに最適化したサイト構築を促進するキャンペーン「GoMo（Go Mobile）」を世界展開している。2012年11月28日には、その一環として、米Duda Mobileと共同開発したスマートフォン用サイト生成サービスの提供を開始した。既存のPC用サイトからスマートフォン用サイトを自動生成する。中小企業や個人事業者が低コストでスマートフォン用サイトを作成できる。

　使い方は簡単だ。スマートフォン用サイトを作りたいページのURLをGoMoサイトで入力し、「スマートフォンに最適化」ボタンを押す。すると、スマートフォン用に最適化したページのシミュレーション画面が表示され、画面レイアウトのテンプレートやカラーパレットをカスタマイズできる。

　次の画面以降でヘッダーやロゴ、ナビゲーションメニュー、画像の追加などを修正して、「dudamobile.com」にユーザー登録すると、作成したスマートフォン用ページを保存してURLを表示する。スマートフォンで元のPC用サイトにアクセスすると、スマートフォン用サイトへリダイレクトするように設定できる。また、PC用サイトに変更を加えた場合、その変更が自動的にスマートフォン用サイトに反映される。

　自動変換できるのは、HTMLファイルとCSSファイル。ユーザーサイトがFlashやフレームなどを使っていたり、電子商取引（eコマース）の機能などを使用している場合は、正しく自動変換できない。