国内のオペレーティングシステム(OS)市場は横ばいが続く。2011年から2016年までの年間平均成長率は1.1%になると、IDC Japanは予測する。2012年の市場規模は、サーバー用OS市場が737億円(前年比0.7%増)、クライアント用OS市場が1112億円(同3.3%増)の見込みだ。2012年下期には、米マイクロソフトがWindowsの最新版であるWindows Server 2012とWindows 8を出荷する。だが、OS市場を拡大する起爆剤にはならない見通し。