グローバルに分散した組織のチーム力を高めたい、組織に関係なく議論してアイデアを練りたい、業務に関わる情報をタイムリーに素早くメンバーでシェアしたい─。企業の、現場でこうした考えを持つケースは少なくない。グローバル化、経済環境の停滞を背景として、ニーズは高まる一方だ。そこで、新たなコミュニケーション環境づくりに挑む企業が増えている。Facebookに似たツールを駆使した、いわば“ソーシャル・イントラネット”だ。先駆者の事例を基に、活用のテクニックを探る。