海外進出している、または進出予定企業のIT部門は、人材の確保や育成に課題を抱えている。IDC Japanが180社を調査したところ、一番多かった課題が「グローバルIT戦略を立案できる人材」で、回答企業の6割弱が挙げた。二番目は「進出先拠点でのIT管理者レベルの確保/育成」、四番目は「進出先拠点でのIT実務担当者の確保/育成」と、人材に関する課題が上位を占めた。三番目は「本社/進出先拠点IT部門間のコミュニケーション」だった。

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