インタビュー
目次
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新興ストレージ技術で高速・低遅延とクラウドスケールの両極端をつなぐ
米EMC、新興技術部門、ヘルスケア&ライフサイエンスCTO(最高技術責任者)、Sanjay Joshi氏
米EMCは、基幹業務向けのSANストレージといった製品群に加えて、スケールアウト型で利用できるファイルストレージやオブジェクトストレージなど、新しい分野でより成長しているストレージ製品群を提供している。ITproは、こうした新しい製品群を担当している同社の新興技術部門でヘルスケア&ライフサイエンス…
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680万個のモバイルアプリをデータ分析、市場は2020年に1000億ドルと予測
米App Annie 共同創業者 CEO(最高経営責任者) バートランド・シュミット氏
スマートフォンやタブレットといったモバイル端末のアプリケーション分析ツールを提供する米App Annie。同社製品が追跡しているアプリ数は全世界で680万個以上。「拡大し続けるスマホ市場の成長を、さらに加速させる役目も当社は担っている」と意気込む同社CEOのバートランド・シュミット氏に話を聞いた。
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ビットアイル買収でデータセンターサービス拡充、売上高20%アップ目指す
ビットアイル・エクイニクス 代表取締役 古田敬氏
データセンター事業のビットアイル・エクイニクスは2016年2月23日、報道関係者向けに事業戦略説明会を開いた。同説明会は米エクイニクスによるビットアイルの買収完了後、初となる。
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語られた「NOTTV」撤退の理由、きっかけの一つはドコモのiPhone販売参入
mmbi 代表取締役社長 脇本祐史氏
携帯端末向けマルチメディア放送「NOTTV」を2016年6月30日に終了すると発表したmmbi。サービス開始(2012年4月)当初は、2015年度末に600万件の契約数を目指していたが、2015年3月末の175万件(同11月末は143万件)をピークに減少が続いていた。mmbiの脇本祐史代表取締役社…
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シャドーITによるクラウドの乱立を「クラウドブローカー」が解決する
米コンピュートネクスト(ComputeNext)、APAC(アジア太平洋)オペレーション担当バイスプレジデント、尾中泰氏
米コンピュートネクスト(ComputeNext)は、複数のクラウドサービスが混在したマルチクラウド環境を簡単に運用するための“クラウドブローカー”機能を提供しているベンダーである。機能は大きく、パブリッククラウドのマーケットプレースとしての顔と、マルチクラウド対応のクラウド運用管理ツールとしての顔…
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伊勢志摩サミットや東京五輪は、格好のサイバー攻撃対象になる
米FireEye アジア太平洋地域担当最高技術責任者 ブライス・ボーランド氏
2016年5月に開催される伊勢志摩サミットから2020年の東京五輪まで、重要イベントではどのようなサイバー攻撃に見舞われる可能性があるのか。これまで世界の重要イベントでサイバー攻撃に対応した米FireEye アジア太平洋地域最高技術責任者のブライス・ボーランド氏に話を聞いた。
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APIは単なる技術仕様ではなく、企業のビジネス資産
米アピジー 金融サービスコンサルタント パディー・ラマナサン氏
APIの管理プラットフォームを専業で手掛ける米アピジー(Apigee)の存在感が高まっている。2004年に創業した同社は、2015年4月に米国ナスダックに上場を果たし、500に上る顧客を抱える。2015年10月にはTISと再販契約を締結。同社と組み、三菱東京UFJ銀行が主催するハッカソン向けAPI…
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「自動化やGitHubの導入は本質ではない」、技術顧問の先駆けが語る、その“役割”
伊藤直也氏
「技術顧問」という言葉をご存じだろうか。自身のシステム開発の経験を生かし、契約した企業に対して開発に関するアドバイスを行う職業だ。この言葉が注目されるきっかけになったのが、Web業界でその名を知らない人はいない有名エンジニアの伊藤直也氏。同氏は、Webサイト改善サービスを提供している「Kaizen…
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ウェザーニューズが挑む世界天気予報
砂漠や南極、北極の気候まで詳しく分かる
気象情報サービスのウェザーニューズ。最大の武器は、天気アプリ「ウェザーニュースタッチ」のユーザーから日々送られてくる気象に関するコメントや写真だ。温度や気圧などの一般的な気象データに、ユーザーからのコメントや写真から分析した情報を加味することで、予報の精度を上げている。そんな同社が消費者向けサービ…
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IoTは2~3年で完全に浸透、明暗分けるのはデータ分析力
HCLテクノロジーズ エグゼクティブ ヴァイスプレジデント IoTビジネス担当 スカマラ・バネラジー氏
インドのIT大手、HCLテクノロジーズがIoT(Internet of Things)事業に本腰を入れている。同社が目指すのは、情報収集基盤の構築、データ分析、コンサルティングサービスをエンド・ツー・エンドで提供することだ。IoT事業を率いるスカマラ・バネラジー エグゼクティブ バイス プレジデン…
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日本の中長期的な課題を考えると海外の優秀な人材とつながることが重要
パソナテック 代表取締役社長 吉永隆一氏
IT・エンジニアリング分野に特化した人材サービス・アウトソーシングサービスを手掛けるパソナテックは2015年11月2日、ベトナムや中国など世界15地域・1万人のエンジニアによるグローバルソーシングサービス「セカイラボ」を運営するモンスター・ラボとの業務提携を発表した。
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AIなのか人なのか、コンタクトセンターは2分化する
問題解決のスペシャリストを育てれば競争力に直結
コンタクトセンターは今後どうなっていくのか。AIなどを利用して徹底的に自動化するのか、もしくはピンポイントで問題解決できるように人を育てるのか、今が分かれ目とコンタクトセンターおもてなしコンソーシアム(COC)代表理事でイースマイル代表取締役CEOの齊藤勝氏は語る。
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なぜ日本のロボットは元気を失ったのか
復活の条件は「繊細さ」にあり
ロボット大国と言われた日本だが、最近は今ひとつ元気がない。その中で気を吐いているのが、高齢者や介護者、工場などの肉体労働者向けの筋力補助装置「マッスルスーツ」を開発し、大学発ベンチャーを通じて販売を伸ばしている東京理科大学工学部機械工学科の小林宏教授。日本のロボットはどうなっていくのかを聞いた。
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おばあちゃんを転ばせない“ロボット”
電動補助カートを開発する、RT.ワークスの河野社長に聞く
ロボット開発ベンチャーのRT.ワークスは7月14日、電動補助カート「ロボットアシストウォーカーRT.1」を発売する。高齢者が歩行時に使う四輪カートに複数のセンサーを搭載し、坂道などで転ばないよう支援する。RT.ワークスを起業した河野誠社長は、ソニーや船井電機で経験を積んだエンジニアだ。高齢者向けロ…
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「ROIおじさん」が日本のIT化を遅らせる ビッグデータ活用を阻む3つのNGワード
ITを無視しては企業は成長できない――。2015年の今、この言葉に異を唱える人はいないだろう。スマートフォンの普及により膨大なデータが日々生み出され、それを分析するIT基盤の値段も劇的に下がった。あらゆる企業が、ビッグデータの活用と向き合わざるを得ない時代になった。
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日本にはなぜ“IT音痴社長”が多いのか 分からないなら「勉強すべき」
ITは特殊な技術で、素人にはよく分からない――。日本の経営者には、今なおそんな苦手意識を持ち続けている人が少なくない。ガートナージャパンの長谷島眞時エグゼクティブパートナーは「ITが分からないなどと、社長ならば口が裂けても言ってはならない」と指摘する。なぜ、日本の経営者はITに苦手意識を抱いている…
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GEの「インダストリアル・インターネット」をセキュリティで支える
ワールドテック 社長兼CEO(最高経営責任者)のポール・ロジャース氏
米ゼネラル・エレクトリック(GE)傘下で、産業機器をサイバー攻撃から保護するセキュリティ企業のワールドテックが、日本市場での販売体制を強化している。技術者や営業担当を増員し、国内電力企業を中心にセキュリティ製品を売り込む考えだ。
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「インダストリー4.0」はあと2~3年で終わる
あなたは「氷売り」になりたいか
ドイツ発の、生産工程をデジタル化で革新しようというプロジェクト「インダストリー4.0」は、様々なモノに通信機能を持たせるIoT(モノのインターネット)の考え方を本格的に広げ、産業界のデジタル化について理解を広げるキャッチフレーズとなった。米IT(情報技術)リサーチ最大手ガートナーのピーター・ソンダ…
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「ゲームで遊べば強く勇敢になる」 脳活性化の神秘に迫った開発者
50万人がプレイする「スーパーベター」を手がけるジェイン・マクゴニガル氏
「スーパーベター」というゲームをご存知だろうか。「Business Week」誌の「注目すべきトップ10・イノベータ―」に選出された経歴を持つゲームデザイナーのジェイン・マクゴニガル氏が開発したもので、50万人近くがプレイしている。ゲームをプレイすることで活性化する脳の状態を、日常生活に持ち込むた…
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企業と自治体が連携するコーポレートフェローシップを推進
一般社団法人コード・フォー・ジャパン 代表理事 関 治之氏
シビックテックとは、テクノロジーを活用して市民が地域課題に取り組む活動のことである。日本でシビックテックの中心的な存在となっているのが、非営利団体の「Code for Japan」である。同団体代表理事を務める関 治之氏に、最近の活動と2016年の展望を聞いた。