東日本大震災を境に、IT、とりわけコミュニケーション環境に対するユーザー企業の考え方が変わった。まず、従業員同士の連絡手段を確保することへの意識が強くなった。また、スマートフォンやソーシャルメディアなど新たなコミュニケーションツールが台頭し、震災でそれらの効能と重要性への理解が深まった。これらを契機に、ITを駆使して従業員のパフォーマンスを高める動きが本格化するのではないかと見られる。