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2016年12月28日

日経BPイノベーションICT研究所 調査レポート

モバイルノートパソコンのビジネス利用の実態を調査
製品の満足度はパナソニックが1位に

 日経BP社(本社:東京、社長:新実 傑)の日経BPイノベーションICT研究所はこのほど、「モバイルノートパソコンのビジネス利用に関する調査」を実施し、結果をまとめました。調査では、「企業等の情報システム部門」を対象に、企業内のモバイルノートパソコの利用状況、各社の製品に対する評価などを調べました。調査結果のポイントは、次のとおりです。

(1) 社内でノートパソコンを持ち歩いて利用している企業は56.1%、社外でノートパソコンを持ち歩いて利用している企業は55.6%。社内または社外でノートパソコンを利用している企業は、69.5%に達しています。社内や社外でノートパソコンを持ち歩いて利用している企業では、「週に2~3日程度」以上の利用頻度となっている割合が72.3%、「週に8時間」以上利用している割合が72.7%となっています。

(2) 社外でノートパソコンを利用している企業の方が、業績が良い企業の割合が大きくなっています。3年前と比べて売上高が増加している企業の割合で比較すると、社外でノートパソコンを利用している企業では53.9%に達しているのに対して、自席のみでノートパソコンを利用している企業では28.1%に留まっています。

(3) 利用しているモバイルノートパソコンのメーカーは、パナソニックが31.5%で最多でした。メーカー別の満足度も、パナソニックがトップでした。

(4) モバイルノートパソコンを選ぶ際に重視している項目は、59.1%の企業が挙げた「軽量である」がトップとなりました。以下、「故障しにくい」(51.1%)、「バッテリーの持ちが良い」(43.0%)、「製品の価格が安い」(41.6%)、「信頼できるメーカーやブランドである」(34.5%)、「頑丈である」(33.5%)と続いています。これらの項目をモバイルノートパソコンの選定理由として挙げた割合をメーカーごとに比較すると、「製品の価格が安い」以外のすべての項目で、パナソニックがトップになりました。特に、「故障しにくい」「バッテリーの持ちが良い」「頑丈である」の各項目では、パナソニックとほかのメーカーとの差が大きくなっています。

企業内のノートパソコンの利用状況

 企業内でモバイルノートパソコンの利用が進んでいること、企業が「業務の効率化」「会議や打ち合わせ内容の充実や高度化」「ペーパーレス化」などに期待してモバイルノートパソコンを導入していることが明らかになりました。また、「社外でノートPCを利用している」企業の方が、業績が良い企業の割合が大きいことが分かりました。

図1 勤務先でのノートパソコンの利用状況。69.5%の企業が、社内または社外で持ち歩いて利用しています

企業でのノートPCの利用状況

図2 社内や社外でノートパソコンを持ち歩いている企業を対象に、その頻度を聞いた結果

企業でのモバイルPCの利用頻度

図3 社内や社外でノートパソコンを持ち歩いている企業を対象に、週当たりの平均的な利用時間を聞いた結果

企業でのモバイルPCの利用時間

図4 ノートパソコンのモバイル利用について企業が期待している効果

モバイルPCの利用により期待される効果

図5 ノートパソコンのモバイル利用と業績との関係。モバイル利用している企業の方が、業績が良い割合が大きくなっています

モバイルPCの利用と業績の関係

各メーカーのモバイルノートパソコンに対する評価

 調査の結果、最も多くの企業が利用しているメーカーはパナソニックでした。満足度の結果もパナソニックがトップになりました。図8は、モバイルノートパソコンを選ぶ際に重視している項目を聞いた結果です。トップは、59.1%の「軽量である」。以下、「故障しにくい」(51.1%)、「バッテリーの持ちが良い」(43.0%)、「製品の価格が安い」(41.6%)と続いています。この傾向は、業種や企業規模によらずほぼ同じとなっています。

 今回の調査では、モバイルノートパソコンを導入した際に、何が理由でその製品を選んだのかも調べました。図9以降は、それぞれの選定理由を挙げた割合をメーカーごとに比較した結果です。多くの企業が「軽量である」を選定理由としたメーカーは、多くの企業が「軽量である」ことを評価していると考えられます。調査では、「価格の安さ」以外のすべての項目で、パナソニックがトップとなりました。

図6 回答者の企業が利用しているモバイルノートパソコンのメーカー(複数回答可)

利用しているモバイルPCのメーカー

図7 利用しているモバイルノートパソコンの満足度。各メーカーの製品に対する満足度のポイントに対して、「とても満足」に1、「やや満足」に0.75、「どちらとも言えない」に0.5、「やや不満」に0.25、「とても不満」に0の重みを付けて集計した結果を「スコア」として、このスコア順にメーカーの結果を記載しました

利用しているモバイルPCの満足度

図8 モバイルノートパソコンを選ぶ際に重視している項目

モバイルPCを選ぶ際の重視点

図9 モバイルノートパソコンの選定理由に「軽量である」を挙げた割合

パソコンの選定理由に「軽量である」を挙げた割合

図10 モバイルノートパソコンの選定理由に「故障しにくい」を挙げた割合

パソコンの選定理由に「故障しにくい」を挙げた割合

図11 モバイルノートパソコンの選定理由に「バッテリーの持ち」を挙げた割合

パソコンの選定理由に「バッテリーの持ち」を挙げた割合

図12 モバイルノートパソコンの選定理由に「価格の安さ」を挙げた割合

パソコンの選定理由に「価格の安さ」を挙げた割合

図13 モバイルノートパソコンの選定理由に「信頼できる」を挙げた割合

パソコンの選定理由に「信頼できる」を挙げた割合

図14 モバイルノートパソコンの選定理由に「頑丈である」を挙げた割合

パソコンの選定理由に「頑丈である」を挙げた割合

■調査概要

調査目的

モバイルノートPCのビジネス利用の実態を明らかにする。

調査手法

インターネット調査

調査対象

企業等の情報システム部門と経営部門の勤務者。

調査時期

2016年4月20日~5月20日

有効回収数

800件(企業の情報システム部門)

調査担当

日経BPコンサルティング(調査実施)
日経BP社 日経BPイノベーションICT研究所(調査結果の分析)




■日経BPイノベーションICT研究所について

 日経BPイノベーションICT研究所は「ICTによるイノベーションを促進し、日本の競争力向上に貢献」をテーマとして、調査・研究、コンテンツ開発、プロフェッショナルの育成支援などを手掛けています。

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