写真●アイ・オー・データ機器の「CDレコ」
写真●アイ・オー・データ機器の「CDレコ」
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 アイ・オー・データ機器は2014年4月9日、音楽CD取り込み用ドライブ「CDレコ」を発表した(写真)。4月下旬に出荷予定。Androidスマートフォンと添付のUSBケーブル(MicroB-MiniB、約1m)でつなぎ、音楽CDの楽曲を直接取り込める。

 楽曲の取り込みには、楽曲取り込み用の無償専用アプリ「CDレコ」を使う。同アプリは、Google Playにおいて4月中旬に公開予定。スマートフォンとドライブをUSBケーブルで接続すると、アプリが自動的に起動(一部機種を除く)。音楽CDをドライブにセットすると、自動的にインターネット上の音楽データベースからアーティスト名、アルバム名、曲名を取得する。あとは取り込み開始ボタンをタップする。取り込みたい曲の指定も可能である。

 ファイル形式はAAC、音質は高音質(256kbps)/標準(128kbps、デフォルト)/長時間(96kbps)の3段階から選べる。同社の測定では、46分の13曲入りのCDを約4分で取り込めたとする。取り込んだ楽曲は、スマートフォンに標準インストールされている音楽再生用アプリで聴ける。この機器では、CD-Rやコピーコントロールされたメディアからの取り込みはできない。

 CDレコは、Androidを搭載しUSBホスト機能を持つスマートフォンとタブレット端末で利用できる。対応OSはAndroid4.1以降。全てのスマートフォンとタブレット端末で動作を保証しているわけではなく、同社のサイトで対応機種についての情報を公開している。価格はオープンで、店頭想定売価は8000円(税別)。iOSに対応する製品は検討中だという。

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