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異常終了したExcelのプロセスがOSに残っている可能性があります。

 Excelは,だれかが既に開いているファイルは読み取り専用でしか開かないようになっています。通常,自分自身で開いているファイルに対してはこの機能は使われません。しかし,以前にExcelが正常に終了しなかった場合など,ウインドウは出ていないのにファイルが開かれたままという状態に陥ると,この現象が発生します。

 起動しているExcelを終了させた後,「タスク・マネージャ(taskmgr.exe)」を起動します。[プロセス]タブをクリックして,[イメージ名]のカラムでExcelのプロセス・イメージ(EXCEL.EXE)を選択,[プロセスの終了]をクリックします。

 ただし,異常終了が原因だった場合などは,ファイルが正常に保存されていない可能性があります。作業を続けるにはデータが壊れていないかどうか確認する必要があります。